「答えが出せない」ことが答え。
ほとんどの人に気付かれていなかったと思うが、
昨日から約1日Twitterのアカウントを削除していた。
結果的に、ただ見なければそれで済むような期間だったが、
削除していなければ、ついTLをチェックしそうになってしまう。
そうでもしないとフォロワーの皆さまのツイート、
そしてRTやいいねに影響されて、
本当の自分の考えを浮かび上がらせることが出来ないと思ったからだった。
何についてかというと、
昨日の朝にわかに競馬ファン界隈を騒がせた、
オジュウチョウサンの平地競走参戦の件である。
正直、今も頭の中は「なぜ?なぜ?」と問いで一杯で、
「新たな挑戦を応援したい」とか「障害レースに対する裏切りだ」とか、
具体的な意見を示すことは何もできないでいる。
そして「なぜ?」について誰かが明確な答えを提示してくれることは、
これからもきっとないのだと思う。
次走予定として挙がっている開成山特別が行われる7月7日は、
もともと2クラある障害レースを見るために福島競馬場に行こうと思っていた。
ただ、ニュースを聞いてとっさに「行くのをやめようかな…」と思ってしまった。
勝てば障害レースを離れていってしまうかもしれない。
見せ場なく負ければ、手のひら返しで容赦ない批判が浴びせられるかもしれない。
どちらのシーンも見たくは無かった。
でも、「なぜ?」に対する答えが出ないことに気が付いたとき、
やっぱり福島競馬場に行くことに決めた。
自分で現地の様子を見て、どんな結果でも受け止めて、
「なぜ?」に対する自分なりの答えを自分で出すしかないのだ。
そうして初めて、自分の意見を出すことが出来るような気がする。